2024年7月18日(木)
能管の下作り・同じ領域の音程の能管を複数管作るには、喉を入れ込む段階から細かい作業が必要です。同じ形状・同じ太さを整えて行きます。
吹いた時の息の入り方や適度な抵抗感もこの加工で決まります。
難しさもありますが緊張感ある能管製作です
2024年6月28日(金)
艶消し黒とあさぎ色の洋楽調八本調子
あさぎ色は半艶仕上げになっています、約半年かけて発色して来ますので色の変化をお楽しみください。
2024年6月24日(月)
篠笛界のレジェンド、村山二朗さんが工房へお越しになりましたー。
門下生の方も一緒に色々な笛を試奏して、調律の事や吹き易さの事、演奏するスタイルも含めて笛の仕様を決めて頂きました、細かな事も仕様に盛り込んでいきます。
さすがプロ、こだわりがすごいです。
2024年6月23日(日)
サウンド篠笛と名付けた篠笛、音を増幅させて音の広がりが格段に上がりました。
篠笛の能力を最大限に生かした篠笛です。音も大きく、抜群の反応なので洋楽調(ドレミ管)
はもとより古典調や龍笛、能管にも発揮できる仕掛け、今まで沢山の方々に試奏頂きましたが、皆さんビックリしていましたね。新しい篠笛として試奏会を進めて行きます。
なかなか忙しくてブログが全然更新出来ていませんでした。
これからは少しづつUPして行ければと思います。
3月12日(日)
今まで煤竹で作って来た中で最高の出来栄え『古典調粋琉五本調子』こんなに綺麗に仕上がって、これは売りたくない笛の最高ランク(^_^;)額縁に入れて飾っておこう・・
2月22日(水)
2015年に第一回和楽器展示会を大田文化の森で開催した時、和康のブースに石高万紀子先生が訪ねて来られたのが出会いのきっかけでした。
その時、琴風調の笛製作の御相談をしたのを覚えています。
その後、篠笛教室を作りたいと思い、大森カルチャーセンターで独自に教室を始め、その後篠笛作り教室も何か月か展開しました。
それを引き継ぐ形で石高先生にお願いして、現在の大森教室が出来上がって来ました。
今では沢山の篠笛愛好家の方々の拠り所になって、皆さん本当に楽しまれています。
今まで一回も発表会や懇親会を開いていなかったので、この機会を設けました。
どうぞご都合宜しければご参加頂きますよう、宜しくお願い致します
飲み食いありの宴会方式でワイワイやりたいと思います。
2月21日(火)
5月1日~7日ゴールデンウィーク『第五回和康の個展』開催します
テーマ『入魂・職人スピリッツ』神楽面の面打師 田中俊成氏とコラボ展示販売します
皆さんに試奏して頂きたい笛の数々を今必死に作っています、乞うご期待。
神楽面も出来る限りの完成品を展示致します。
前回同様、各先生のご協力のもと、各講座を展開致します
そして、今回特別企画『大黒屋新館4階ホール』において、すごく楽しい企画を組みました
・のど自慢の篠笛版『笛自慢大会』誰でも参加出来てワイワイ出来る楽しい場です
・若山社中 若山修氏と垣澤社中 垣澤瑞貴氏のお神楽トークショウ、実演も行いながら
お神楽の未来を語ります
・オンラインレッスン商店街講師陣による和楽器ライブ『風の音を聴いとくれ‥』
石高万紀子(篠笛他)・佐藤ぶん太(津軽笛他)・本間豊堂(尺八)によるライブ
まだ講座の一部を組み立て中の為、お申し込みは3月下旬ごろを予定しております
追ってお知らせいたしますので、是非ご参加ください。
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#雅楽
2月15日(水)
有楽町線池袋駅と副都心線池袋駅との連絡通路の「Echika池袋ギャラリー」に大田区伝統工芸士の紹介が展示されています。
なんと笛工房和康が紹介されています、お近くに行きましたら見てやってください。2月27日まで展示のようです。
2月13日(月)
真竹素材の篠笛Plus八本調子。
新製品を作るとなると、あれやこれや試行錯誤しながら組み立てて、やっと出来たなと思ったら不具合箇所が出てきて、また試行錯誤。開発にはどうしても時間が掛かる、しつこくやっていると不具合箇所も解決して格段の完成度になりました。
今回は篠笛Plus初の赤と黒。なんだか黒沢映画を思い出させる趣ですね、名前を付けよう『侍』Samurai で如何でしょう。
2月12日(日)
相模能管の更新
相模能管『獅子六』を三種類作る事にしました
今まで作って来て三種類世の中にある事が解り、需要に応じる為、揃えて行きます。
と言う事で名前を決めようと思います。
『獅子六 甲調子』高い音
『獅子六 呂調子』中位の音
『獅子六 乙調子』低い音
能管は同じ音が出来ないと言うジンクスがありましたが、作り方でほぼ同じ領域の能管作りが可能になりました。
この三種類は早ければ3月中、遅くとも4月には完成します。
試してみたい方は是非お問合せください。
2月3日(金)
告知です。3月8日~21日までJR蒲田駅グランデュオ三階通路展示場にて『和の手仕事展』が開催されます。大田区内の伝統工芸士が日替わりで実演や体験を展開します。
色々な作家さんに直にお話が出来たりする場です、2月下旬ごろには日程表が出来ますので、追ってお知らせ申し上げます
和康も2,3日間で笛作りの実演・体験を行います。
1月27日(金)
琉球笛の模索。今まで琉球笛を作って来た中で、尺と言う音に対し流派や先生方によって考え方や運指が異なります。
そして最近、新たに孔を追加して古典音楽に有効な音を出す、新たな依頼もあります。
さて、もう少し先生方と煮詰めて、音階を整えて行きたいと思います
1月18日(水)
割れた能管、その後どうなった編②
ドアに挟んで割れた能管修復、徐々に先に進みやっと籐巻きまで来ました。
吹いてみると音の通りが悪いではないか・・管の中をよく観察すると、どうやらノドと内径に差があり過ぎると判断、管の中の塗り直しも含めて音の再調整を開始します。
時々、鳴りの悪い能管が持ち込まれますが、色々観察して処置して行き生き返った管が多くあります、諦めて使わなくなった能管を今一度点検してみてはどうでしょうか・・治るかも。
1月13日(金)
音色や吹奏感、それと耐久性についてあれこれ考えていたら女竹が三種類になりました。
群生している山間部・川沿い・海沿いのそれぞれの地域で違った質があります。
そして今後は九州の竹も仲間入りの予定、それぞれの特徴を生かした笛を作って行きたいと思います。
1月12日
昨日は大田区伝統工芸発展の会の会合でした。新たな目標が出来ました『東京マイスター』認定まで幾つかのハードルを越さないとなりませんが、会の皆さんと協力して取得に向け頑張ります。